カテゴリー : 2016

北海道の鉄道「終焉の危機!?」Vol.02 留萌本線編

増毛駅というと、渋い駅舎が残っている終着駅。
という印象…しかなかった。
何でここが終着駅で、こんなところに線路がひかれたんだろうか?と思ってしまうほど。
留萌の町も正直活気があるとは思えない…
鰊の町だったのかな??

最近、高倉健主演の映画「駅」を見た。
留萌の町の活気も、増毛の駅前も今とは全然違う活気が感じられた。
雄冬までの陸路が無くて、増毛から船が出ていたこともあったのかな?
そんな映画の舞台にもなった駅が残っているのに、廃線になってしまうことの寂しさ…

効率化の21世紀には必要の無いものになってしまったのだろうか?
どんな辺鄙なところにも国道はあるのに、鉄道は営利企業に経営させてしまう国策のせい?
日本で生きていくには車に乗れ!と言われているように感じてしまう…
車社会になった現地で生活している人にとって鉄道は無用なものなのだろうか?

さびしい限りだ。

1998.7.21 留萌本線箸別~増毛

1998.7.21 留萌本線箸別~増毛

1998.7.21 留萌本線増毛~箸別

1998.7.21 留萌本線増毛~箸別

それにしても、留萌~増毛の写真の少ないこと…
もう少しまじめに撮っておけば良かったのに。

北海道の鉄道「終焉の危機!?」Vol.01 留萌本線編

平成28年12月5日が留萌線留萌~増毛間の廃止日に決定?
そして、日高線の鵡川~様似間の復旧もやる気無し!?
その上、台風10号のせいで、根室本線も大災害に…
地球が怒っているかのような気象現象で、北海道の鉄道は苦しんでいる。
復旧には数十億円がかかるから…単独では復旧困難!?
もともと乗車人数からいったら、不採算路線なんだから災害にあったら尚更採算なんか合うわけないないっしょ!
なのに、JRに民営化したから国は、道は…
何もしないで良いの?
このままいくと、22世紀には北海道から鉄道は無くなっているんじゃないか…と思ってしまう…
道路があって、バスが走っていればそれで良いの?????

鉄道は、明治期以降日本を支えた産業のひとつでもあり、そこから様々なものが産み出されていることを考えても、
日本文化の一翼を担っていると思えるんだけどな…
文化遺産みたいな扱いでも良いから、観光用列車しか走らなくても良いから、路線維持はして欲しい。
一度廃止してしまったら、二度と復活はしないだろうから…

2012.6.13 留萌本線増毛駅 Nikon D7000

2012.6.13 留萌本線増毛駅 Nikon D7000

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