やっと来たSLの日

Springfield発車

Arthur’s Pass駅にて

Cassの近くにて

—– 以前書いていたブログより —– 2005.6.5

ニュージーに来て、ネットで鉄道関係の情報を調べていたら、TranzAlpineの走るMidland RailwayにSLの設定があるのを発見。
これは撮らねば!
と思って、半年…
長かった…
昨日は天気が心配だったし、どこで撮ろうかとも考えていて中々寝付けなかった。
今朝、どん曇り…
ダメかな?と思いつつ車を西へ走らせた。SLの前に来るTranzAlpineをどこかで撮ろうと、まだ行ったことのない場所へ。牧場のゲートが開いてたから、そのまま車で侵入したら、ファームの人に危険だから戻れと言われ…国道に戻る間にTranzAlpineは通過…
仕方なく、SLをSpringfield駅で待つことにした。
もしかしたら来ないかな?
と変な考えも頭をよぎったけど、遠くから汽笛と爆煙が見えてきたときは本当にホッとした。
停車が長そうだと思って、駅から見えた丘に登ってみた。ちらほら晴れてきて、通過時も一応露出はあった。
車で先回りして、以前行ったことのある場所で撮ってみた。せっかく晴れてたのに、見事失敗…煙が全然上がらなかったし…
で、もう1回追いかけて、Arthur’s Pass手前の鉄橋でやっと追い付いた。
まぁイっかな?と思って車に戻ろうとしたら、何故かSLは停車…
乗客が降りてくる…
何が始まるのかと思ったら、SLがバックして行って、乗客がそれを撮る…
そんなことやってたから、こんなに時間かかったんだ…
TranzAlpineが2時間弱で走る区間を、SLは4時間。
いくらなんでもかかりすぎだろ!?という疑問も解決。
Arthur’s Pass駅で、SLが方転している間に昼飯。
戻りはさすがに撮影会は無いだろうと思って、追いかけずに丘に登ってみた。
登ってる途中で煙が見えてきたから、その場で急いで構えた。そしたら、また停まった…
撮影会中も全部丘の上から撮れて、かなりフィルムもメディアも使ってしまった。
撮り終わると、どっと疲れがでてきた気がした。

すぐには帰らず、TranzAlpineを待ってみることにした。
今日は山に日没する直前に通過…満足満足…

写真の説明
①Springfield発車
薄雲がかかったけど、煙も申し分なく満足な1コマ。ここには鉄が数人いた…

②Arthur’s Pass駅にて
方転中…逆光がイイ感じに当たってくれた。

③Cassの近くにて
このコマは撮影会終了後。もう少し煙が欲しかった…SLのすぐ後ろに付いているのは、給水用のタンク車。

Scenery of New Zealand 008

—– 以前書いていたブログより —– 2005.6.4

ニュージーで出会った動物たち002
ニュージーランドの名馬…
ホーリックス以外に無いでしょう!というか他に知らない…
まだ生きてるのかな??
ということで、ニュージーでの動物たちの2回目。
羊、牛といった牧畜動物ばかりに目がいくけど、けっこう馬もいる。日高みたいに競走馬の牧場が固まっている場所は見たことないけど…
道路を馬に乗って移動している人もいたし、ラグビーSuper12のクルセイダースの試合には馬が必ず登場するくらい…競馬場もけっこうあちこちにあるし、レースの専門チャンネルも普通の地上波で放送されている。ただ、このレースチャンネルを見て面白いのは犬のレースだった…トロッターはつまらないし、ジョッキータイプも何もデータが無いから、ただ見ていても…
犬のレースは物珍しさで見ていただけかも知れないけど…牧羊犬なのかな?けっこう早い…
話が逸れたかな?
次はペンギンのお話でも。
まさか実際に見れるとは…
写真の場所は、ダニーデンからさらに南のCurio Bayでのもの。ここは、ペンギン観察用の展望台はあるものの、ツアー限定とかお金払うとかが無かった。
で、運良く2羽のペンギンがノタノタと歩いているのが見れた。
このペンギンはイエローアイドペンギンという名前で、その名の通り目の周りが黄色い。でもけっこうこわい顔かも…
写真はけっこう望遠で撮ってるけど、他の人は下の岩場まで降りてさらに近づこうとしてた…
ペンギンがいた場所から、少し進んだダート道で、生きてる姿を初めて見たのがハリネズミ。というのも、これくらいの小さな動物は道路で車に轢かれた死体をよく見たからだ。
余談だけど、ニュージーの道路にはよく動物のマグロが転がっている…
イタチに似たポッサムという動物がいる。これもけっこう道路で死んでいる…ハリネズミはどうか分からないけど、ポッサムは過去にヨーロッパ人が持ち込んで、今や害獣扱い…
人間のエゴを感じずにはいられない。

写真の説明
①Pukenoにて
オークランドから南へ50kmくらいにある小さな街。貨物列車を待っていたら、馬が寄ってきた…服着ているところをみると、競走馬かな?

②Curio Bayにて
南島の最南端に近い辺り。このイエローアイドペンギンは、けっこう気まぐれに陸に上がったりするらしい。この時は2羽だけがいた。ニュージーで見られるもう1種類のブルーペンギンは、日の出前に海に出て、日没とともに帰ってくる働き者。

③ケトリングコーストのどこか…
近づくと、くるっと身を固めるハリネズミ。逃げるかと思ったけど、何故か動かなかった。けっこうかわいいかも…

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