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NewZealandの車窓から 004

路線図

このエリアの旅客列車はTranz Metroという会社が運営しているらしい。首都Wellingtonの近郊列車もTranz Metroで運営。長距離列車と貨物は別会社。

Eastern Line Britomart~Orakei間を走る列車

Auckland市内の観光地「Mt.Eden」から、けっこう望遠で。入り江で浅いのか見事な築堤。各地でこのような築堤は見られる。

南側の終点Pukekohe付近

ここから工場までの専用線が分岐している。その専用線から本線に合流した所。この区間は近郊列車が走る中で、最もNewZealandらしい風景の区間。ただ、平日の朝夕5往復しか運転してない。

—– 以前書いていたブログより —– 2005.3.21

Auckland Region Train その2
まず補足から…かなり大雑把だけどマップを作ってみた。環状になってるが、環状線は運転してない。
料金体系は、距離によってステージが加算され、料金が加算される仕組み。ちなみに1ステージは$1.10NZで、最も遠くて6ステージ。ただ、Pukekoheだけは、特別料金になる。両端のPukekoheとWaitakereは、Auckland市から離れ、隣の町になる。
Aucklandの北西の町Waitakereは、Western Lineの終点駅だが、はっきり言って何も無い。Auckland Centennial Memorial Park(要は保存森林公園)が近いが、駅からのアクセスは無く、駅前には店が1軒だけの田舎の駅。生活移動用に限定されている感じがしたが、一つ前のSwansonを過ぎると、線路の周囲には牧場が広がり、家も少なくなる。観光では利用できない気がした。
反対に南側のPukekoheは、サーキット・レース(競馬)場もあり、町の中心部はけっこう発展していてた。ただ、駅は町はずれにあり、朝のAuckland行きの利用客は車で駅に来ていた。みんな駅前に路駐だから、利用客はそんなに多くないことを物語っている。確かに車でAucklandまで行くと、1時間程度で行けるし、高速道路は利用料金は無いから、鉄道を利用するメリットは無いと思える。こちら側も、Papakuraを過ぎるとPukekoheまでは牧場が広がる。
今後は、渋滞緩和と汚染防止の面からも、鉄道利用を促進しようとしているらしい。Britomart駅もその一環で造られ、旧駅よりかなり中心地に近い位置にある。また、複線工事等の促進努力?は見られるが、日曜祭日運休だし、何よりそれぞれの駅が分かりずらい。探すのに手間取るくらいなど、改善の余地はまだまだ…失敗して無くならない様祈るだけ…

NewZealandの車窓から 003

Britomart駅

さすがにモダンな造り。地下駅で、旧駅の脇を抜け地下に入り、Water Front近くまで乗り入れている。そういえば、この建物撮ってない…

古いほうのディーゼルカー

ステンレスボディーは、80年代の日本の地下鉄を連想させる。

新しいディーゼルカー

外装だけ新しくした、という話も聞いた。真相は定かではない。ラッシュ時には4両編成で運転。

—– 以前書いていたブログより —– 2005.3.19

Auckland Region Train その1
Aucklandは、人口117万人が住むNewZealand最大の都市。その近郊列車は、大きく分けて2方面3系統に分類されている。基点駅は2003年にオープンした「Britomart駅」だ。そこから、南方面Papakura行きで、Newmarket経由がSouthern Lineとして、Orakei経由がEastern Lineとして運行されている。平日の朝夕のみ、Papakuraよりさらに南の町Pukekohe行きがある。そして、北西方面にはWaitakere行きのWestern Lineがある。
使われている車両は、4種類。その内、2つはディーゼルカーの新旧だと思われる。もう一つは、平日の朝夕のみのPukekohe行きに使われているディーゼル機関車が3両の客車を牽引する。数年前まで、Hamilton~AucklandのCapital Connectionで使われていた車両も、Pukekohe行きで見られた。
驚いたのは、日曜日。何と運転無し。
Aucklandの鉄道は、日曜日と祭日は運転しないんです…バスは運転してるのに。土曜日は、運転はしてるけど本数が少ない。
今回は、Auckland Region Trainの概要?だけになってしまったので、次回は補足と、もう少し景色の写真をアップ予定。

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