カテゴリー : 2012年 9月 23日

Dunedinは遠い…

先週の「Seasider」

海は見えないけど、気に入った場所。ばっちりバリ晴れ!!

海バックの場所

晴れればバリ順なのに…もし、晴れるならもう一度行きたい場所。貨物の時間がわかれば…

記念写真集 あんまりしない普通の旅行…

左上→Oamaruという町にある道路標識。ペンギンの標識は、ここにしかないらしい。
右上→Dunedinにある世界一急な坂の標識。車は1速じゃないと登れないし、人間には階段があった。
左下→Moeraki Boulders 何故か真ん丸の石がいっぱいあった。その中で割れている石に入って記撮。
右下→Hampdenという町のうまいと評判のFish&Chips屋さん 違いがよく分からなかった…

—– 以前書いていたブログより —– 2005.3.24

日本で写真を撮りに行こうとすると、片道600kmなんてことがけっこう当たり前だった。一人で、ということもあったし、下道で帰って来るなんてこともあった。
まさかNewZealandで同じようなことをするとは…それも2週連続で…

Dunedinは、Christchurchの南約370kmに位置する、Otago地方最大の街。スコットランド系の移民が多かったらしい。
初めてDunedinに行ったのは、1月後半に最南端に行くことを目的とした数日間の旅行の途中に立ち寄った時だ。ガイドブックにDunedinを起点とする観光列車Taieri Gorge Railwayのことが載っていたから、当然撮りに行った。その時に、同じ会社がDunedinの北約50kmの街Palmerstonまで行く観光列車「Seasider」を運転していることを知った。大して気にも留めてなかったけど、帰り際に線路沿いを走っていて、「おっ!」っと思うポイントを見つけ、そこを「Seasider」が通ることに気付いてしまった。
Christchurchに帰ってからしばらく経っても、そのポイントが頭から離れず、再度Dunedinに行くことを決意。「Seasider」が運転される水曜日で晴れる日を待った。毎週火曜日になると天気予報と睨めっこして…2週見送った。3度目の正直じゃないけど、先週ついに敢行。朝?3時に出て、8時過ぎにやっとDunedin到着。念願のポイントでも撮って、海を入れても撮れたし…満足のはずが、まだ行ったことのない道路を走ってみたら、そこでもまた「おっ!」っと思うポイントを見つけてしまった。でも、その時点ではかなり疲れていたし、金銭的にもきついと思ってたから、再訪は無いなと思って諦めようとしていた。
そして職探しの結果、来週からは仕事がありそうだ、遊んでいられるのも今週まで。「Seasider」は夏季のみの運転だから今月で終了。よって今週がラストチャンス、と思ったのがいけなかった…2週連続で行くことに。ただ、さすがに一人で行く気にはなれず、フラットメイトを誑かして連行することに…
今度は、朝4時出発。サマータイム終了による時間のずれを感じつつ、9時前にはPalmerstonに到着。天気はダメだったけど、2つめの念願のポイントでも撮れたし、海を入れての写真も違った場所から再度撮れたし、けっこう満足したかな?と思った。
昼過ぎには撮影終了。Dunedinの市街地に入って、ワーホリの間では噂?のチーズケーキを食べて、ショッピングして…帰り際には、Hampdenのうまいと評判のFish&Chipsを買って、Moeraki Bouldersという観光地にも行って…普通の旅行気分を味わった。でも、帰りはきつかった…運転変わってもらえた今週は、あちこち寄って遅くなっても多少大丈夫だったけど、一人だった先週は、特にきつかった…
ただ、どんなにきつくても、「もう行きたくない」とは思わないようだ。今回も、帰り際に何本か貨物列車を見て、「そういえば貨物を1回も撮ったこと無い」なんて思ってしまった。よって、機会があればまた行きたい、というのが正直な気持ち。このように、何度も同じ場所に通うことを「病気」と言うことを思い出し、そして再度自覚した…

NewZealandの車窓から 004

路線図

このエリアの旅客列車はTranz Metroという会社が運営しているらしい。首都Wellingtonの近郊列車もTranz Metroで運営。長距離列車と貨物は別会社。

Eastern Line Britomart~Orakei間を走る列車

Auckland市内の観光地「Mt.Eden」から、けっこう望遠で。入り江で浅いのか見事な築堤。各地でこのような築堤は見られる。

南側の終点Pukekohe付近

ここから工場までの専用線が分岐している。その専用線から本線に合流した所。この区間は近郊列車が走る中で、最もNewZealandらしい風景の区間。ただ、平日の朝夕5往復しか運転してない。

—– 以前書いていたブログより —– 2005.3.21

Auckland Region Train その2
まず補足から…かなり大雑把だけどマップを作ってみた。環状になってるが、環状線は運転してない。
料金体系は、距離によってステージが加算され、料金が加算される仕組み。ちなみに1ステージは$1.10NZで、最も遠くて6ステージ。ただ、Pukekoheだけは、特別料金になる。両端のPukekoheとWaitakereは、Auckland市から離れ、隣の町になる。
Aucklandの北西の町Waitakereは、Western Lineの終点駅だが、はっきり言って何も無い。Auckland Centennial Memorial Park(要は保存森林公園)が近いが、駅からのアクセスは無く、駅前には店が1軒だけの田舎の駅。生活移動用に限定されている感じがしたが、一つ前のSwansonを過ぎると、線路の周囲には牧場が広がり、家も少なくなる。観光では利用できない気がした。
反対に南側のPukekoheは、サーキット・レース(競馬)場もあり、町の中心部はけっこう発展していてた。ただ、駅は町はずれにあり、朝のAuckland行きの利用客は車で駅に来ていた。みんな駅前に路駐だから、利用客はそんなに多くないことを物語っている。確かに車でAucklandまで行くと、1時間程度で行けるし、高速道路は利用料金は無いから、鉄道を利用するメリットは無いと思える。こちら側も、Papakuraを過ぎるとPukekoheまでは牧場が広がる。
今後は、渋滞緩和と汚染防止の面からも、鉄道利用を促進しようとしているらしい。Britomart駅もその一環で造られ、旧駅よりかなり中心地に近い位置にある。また、複線工事等の促進努力?は見られるが、日曜祭日運休だし、何よりそれぞれの駅が分かりずらい。探すのに手間取るくらいなど、改善の余地はまだまだ…失敗して無くならない様祈るだけ…

INFORMATION