カテゴリー : 2012年 9月 23日

NewZealandの車窓から 003

Britomart駅

さすがにモダンな造り。地下駅で、旧駅の脇を抜け地下に入り、Water Front近くまで乗り入れている。そういえば、この建物撮ってない…

古いほうのディーゼルカー

ステンレスボディーは、80年代の日本の地下鉄を連想させる。

新しいディーゼルカー

外装だけ新しくした、という話も聞いた。真相は定かではない。ラッシュ時には4両編成で運転。

—– 以前書いていたブログより —– 2005.3.19

Auckland Region Train その1
Aucklandは、人口117万人が住むNewZealand最大の都市。その近郊列車は、大きく分けて2方面3系統に分類されている。基点駅は2003年にオープンした「Britomart駅」だ。そこから、南方面Papakura行きで、Newmarket経由がSouthern Lineとして、Orakei経由がEastern Lineとして運行されている。平日の朝夕のみ、Papakuraよりさらに南の町Pukekohe行きがある。そして、北西方面にはWaitakere行きのWestern Lineがある。
使われている車両は、4種類。その内、2つはディーゼルカーの新旧だと思われる。もう一つは、平日の朝夕のみのPukekohe行きに使われているディーゼル機関車が3両の客車を牽引する。数年前まで、Hamilton~AucklandのCapital Connectionで使われていた車両も、Pukekohe行きで見られた。
驚いたのは、日曜日。何と運転無し。
Aucklandの鉄道は、日曜日と祭日は運転しないんです…バスは運転してるのに。土曜日は、運転はしてるけど本数が少ない。
今回は、Auckland Region Trainの概要?だけになってしまったので、次回は補足と、もう少し景色の写真をアップ予定。

NewZealandの車窓から 002 The Overlander

Aucklandから1時間ほど南へ行った辺りの景色。この辺りから牧場・畑が広がる

National Park辺り バックに写っている山は、Mt.Ruapehu

—– 以前書いていたブログより —– 2005.3.17

ちょっとさぼると、すぐに時間は過ぎていく…前回から1週間以上…
NewZealand北島を縦断し、2大都市Auckland~Wellingtonを結ぶ、この国のメイン列車(と思ってる)。距離約650kmを、時間にして約11時間で走破する、文字通り長距離列車だ。しかし、その距離と時間のわりに編成は短く、客車の数は4両が多かった。撮影時期は1月前半で、夏の観光シーズン。運賃は安くなって$NZ73と、決して高くはない。(と思う。)撮る方からすると、機関車を入れて総数6両は丁度良い長さだが、少し寂しい気もする。
機関車はAuclandを出るときはディーゼルが担当する。そして、Hamiltonのちょっと北辺りTe RapaからPalmerston Northまでは電気機関車が牽引する。また、Paraparaumu~Wellingtonは電化されているが、ここでは電気機関車は使用されない。ディーゼル機関車が、電線の下を牽引する姿が見られた。
沿線の景色は、一言で言うと「牧場ばっかり」だ。市街地で撮らないせいもあるが、市街地を離れるとどこに行っても牧場が見られるのは、NewZealandの景色の特徴とも言えるのではないだろうか。例年だと、撮影した1月は夏のピークにあたる時期で、山に雪が写真のように残っていることは珍しいようだ。牧草もまだ緑色なのは、昨年12月は観測史上何番目かに低い平均気温だった上に、雨も多かったせいなのかも知れない。夏のおとずれが遅かったのだが、自分にとっては丁度良かったと思っている。
撮ったのは、たった2日間くらい。でも、ここでは紹介できない写真がけっこうある。というのも、NewZealandの道路は制限が100km。車で普通に走っていくと、追い付いてしまう。National Park辺りから100kmくらい北へ走るとTe Kuitiという街へ至るが、その間に5回くらい追い付くことができた。列車には追い付いたけど、他の車にはけっこう抜かれてた(それは今も一緒、みんな早い…)。

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