—–　以前書いていたブログより　—–　2005.5.22

The TranzCoastal(Main North Line)001
ブログの最初に、活動報告として書いたのが、この「The TranzCoastal」だった。Aucklandの図書館で地形図コピーしつつ、撮る場所探してた時には、意外と撮る場所無いかも…なんても思っていた。でも、一度沿線を走ってみると少し良さ気な場所があって、何回か行っている内にまともに撮れたし、本に載っている場所にも行くことができた。住んでいる所がTranzCoastalの走る線路の近くということもあって、一番身近な気もする。何より、南北に走っているから、光線状態が良いのが気に入っている。
このブログの最初で一度紹介したけど、現時点での写真整理ができたからもう一度。今の所5回で終了予定。
このTranzCoastalが走る、Main North Lineの説明から。この線路は南島の主要幹線の一つで、南北の島を結ぶフェリーが発着するPictonから、南島最大の都市Christchurchまでの約350kmを走破する。正確には、Picton～Addinghton間348.04kmのことを指す。
地図(3月25日参照)を見ると、海沿い(南太平洋)を走っていると想像するが、実際海岸線を走っている区間は、Blenheim～Kaikouraの少し南までの約100kmほどだ。でも、この100kmには砂浜もあれば、崖が続いてトンネルが連続するところもあり変化に富んでいる。途中のKaikouraがホエールウォッチングで有名な場所であっても、まさか車窓から見えることもないだろう…(イルカくらい見えても良さそうなのに)でも、波打ち際の岩場をよく見てると、アザラシが寝転がっているがわかる、はず…そして、この辺りは海沿いだが、反対側にはかなり険しい山々が見える。中には3000m近くもある山もあって、山頂に雪が無いのは夏のひと時だけだ。ただ、この山と海を同時に入れられるアングルは地上には無いと思う。船か飛行機が必要だ…
海沿い以外は、当然牧場ばっかり…BlenheimとWaipara辺りではワイナリーが見られるかな?この2箇所の街周辺は、けっこう有名なワイナリーが多いらしい。いつも車で列車を追いかけて行くから、寄ることもできないけど…

写真の説明
①ニュージーの鉄道の本にあったアングル
写真と地形図を照らし合わせて探した場所。牧草地からの撮影だけど、牧場主が親切に教えてくれた。

②やっと山に雪が積もった…
そう思って行ってみたものの、サイドに光がまわらず…

③普通の編成写真
牧草は茶色だけど、夏の写真。今はここも通過時は日没後かな?冬至に近づいてどんどん日が短くなってる…