NewZealandの車窓から 006

Aucklandからの列車

あまりに長く、びっくりした。計算してここで待ってたわけじゃなくて、Luckyだっただけ。

同じ築堤を午後の光で

遠くに見える雪を被った山が、Mt.Ruapehu。近くで撮ってた時は、山頂が雲被ってたのに…

お祭りの様子

左上→Whangamomona Hotelの建物。この祭りの中心部。
右上→警備員?この国も「開拓の国」だということを思い出させてくれる。
左下→羊のレース。何番が勝ったかは不明。これも国道上で…
右下→村・祭りの中心が国道43号線。当然通行者はいるが、人間が優先…車の時速3km出てたかな?

—– 以前書いていたブログより —– 2005.3.29

Stratford-Okahukura Line
Whangamomona Republic Day 15.Jan.2005
いったい何の日?何のお祭り?と、今でも思う1日だった。
毎年1回Whangamomona(地名)で行われ、最初は官僚主義・制度への反発から始まったなんて紹介もある。1989年に始まって、この日のために大統領も決めているらしい。Republic(共和国)だから?任期は?10年なのかな?疑問ばっかり。今では、「ユニークな田舎のもてなし、楽しいお祭り」になっているそうだ。確かに、秘境とも言えそうな小さな村に多くの人が集まって楽しんでいる景色は、普通ではありえない光景だろう。
このWhangamomonaへは鉄道は現在旅客扱いをしていないので、車で行くしかない。国道43号線沿いにある小さな村だが、どっちから入るにしても、峠をいくつか越えなければ行けないし、ダートの区間もけっこう長い。国道沿いではあるけど、その国道43号線は’Forgotten World Highway’ Heritage Trail(忘れ去られた世界?)と銘打たれて観光ガイドに出ているくらい、はっきり言って未整備状態の道路だ。
この日、Stratfordから車で走って行くと、突如として現れた共和国。入国にはパスポートが必要だが、この日の新聞と合わせて$5NZで買ことができた。この共和国の人口が最高潮に達したのは、2本の列車が到着してからだった。Aucklandからは12両の客車列車が、Palmerston Northからは9両が到着した。1両に50人が乗っていたとして、約1000人も来れば…ものすごい人の数だった…
この日の目的は、このお祭りに参加することじゃなくて、その客を運ぶ2本の臨時列車を撮ることだった。この臨時列車が走ることを知ったのは1ヶ月くらい前で、この日に合わせて旅行のスケジュールを組んだほど、撮る気満々だった。というのも、このWhangamomonaを通るStratford-Okahukura Lineは、北島の幹線扱いだが、1983年に旅客列車が無くなって、現在は貨物列車だけが走る線路となっている。貨物は時刻表が無いから、いつ来るかわからないけど、この列車なら時間もわかるから撮れるし、何より「臨時列車」が撮ってみたくもあった。
当日は雲ひとつない快晴で、数日前に車をぶつけて沈んでいた気持ちもどこへやら…あれこれ考えつつロケハンして、道のあまりもの悪さに追っかけは諦め、良い場所があればゆっくりと待つことにした。そして見つけた場所は、あまりに木が少なく異様な気もするけど、特にニュージーらしい景色とも思える場所。この場所から、約80kmも離れたMt.Ruapehuが見えていて、午後順光になる場所できれいにアングルに入ることがわかった。当初午後は、Palmerston Northへ戻る列車を追って南下する予定だったが、変更して山バックで待つことにした。この時はニュージーの鉄ちゃんも数人いて、一緒に撮っていた。その後、彼らはAuckland方面に追いかけて?行った。

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  1. 2012 11/1

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